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2018.09.20

AI inside、「個人データ銀行」の基幹技術を電通テックの新会社 「マイデータ・インテリジェンス社」の新サービス向けに提供予定。

AI inside株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:渡久地択。以下、AI inside。)は、株式会社 電通テック(本社:東京都千代田区、社長:松原 靖広。以下、電通テック。)が2018年9月3日に設立の新会社「株式会社マイデータ・インテリジェンス(以下、マイデータ・インテリジェンス社)」の新サービス向けに個人情報データを秘密分散管理する「FDB (Fractal Database)」を提供予定です。

「FDB (Fractal Database)」は、個人情報データを保持するリスクを回避しつつ、会員や顧客向けサービスの運用を行うことができるサービスです。例えば、エンドユーザー向けのサービスを提供する企業等が、顧客から個人情報等のデータを取得してサービスを運用する際に安全に活用いただくことができます。

国内では、総務省・経済産業省等を中心に、生活者自身が個人情報「パーソナルデータ」(以下PD)を管理し、企業の求めに応じてPDを流通させるための環境整備が進められています。また、EUでは「一般データ保護規則(GDPR)」が本年5月に発効され、より多くの厳格な義務が企業に課せられることになりました。今後は国内企業にとっても、PDの管理・流通は、企業ガバナンス、コンプライアンス等の観点からも、より重要な課題になります。

そうした状況を背景に、今回、AI insideが個人情報を分離・匿名化する特許技術を活用した、当PD向けソリューションを提供することで、極めて安全性の高いプラットフォームの構築に貢献いたします。

AI insideでは、これまで数多くの導入実績を持つAIプラットフォームの「DX Suite」において、高いセキュリティレベルでのサービスを提供しています。「FDB (Fractal Database)」は、「DX Suite」で採用している、そうした信頼性の高い技術を応用し、機密性の高い情報を安全に管理運用することができます。

マイデータ・インテリジェンス社は、生活者に関わるあらゆるPDを1つのIDで統合・管理し、生活者・企業双方にとって有益なマーケティング支援サービスを提供する新会社です。マイデータ・インテリジェンス社が提供するマーケティング支援サービスを支えるプラットフォームは、電通グループが推進する”人”基点の「People Driven Marketing」のフレームワークと連携します。

AI inside は「社会のデジタル・トランスフォーメーションを実現する」というミッションの下、人工知能(AI)及び、その周辺技術を活用したソリューションを今後も引き続き提供して参ります。

以上

【本件に関するお問合わせ】
AI inside 株式会社
戦略事業部 名井
Tel:03-5468-5041
e-mail:sales@inside.ai
お問合せフォームもご利用いただけます。