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3つの特長

大量処理が可能

必要な処理の規模に合わせて増設も可能。大量の帳票処理をスピーディに実現することが可能です。コールドスタンバイなども可能です。

高いセキュリティを実現

ユーザが自身の情報をコントロールできるように設計されています。 AI inside にデータを提供することなく、いつでもAIの処理を行うことが可能です。

学習済みのAIモデルが
すぐに利用可能

Al inside Cubeには高精度なデータ化が可能な「DX Suite」のAI-OCRソフトが搭載されているため、学習済みのAIモデルを利用しすぐにデータ化できます。

ユースケース

全国の拠点から届くような書類のデータ入力業務の自動化


全国に支店や営業所を持つ企業で、日々大量の申込書類や書類が集まるような場合には、AI inside Cube の高速処理能力が大きな効果を発揮します。金融機関での口座開設申込書や保険契約書、通信事業者の契約申込書など、高いセキュリティが求められる情報を扱う場合にも、オンプレミス環境で安全にデータ化することが可能です。

一時的に大量発生する書類のデータ化


繁忙期や年度末、キャンペーンなどで一時的に大量の書類処理が発生するような場合には、AI inside Cube の圧倒的な処理能力により、データ化が可能です。定型フォーマットの書類で手書き文字と印字が混在しているような場合でも高精度な読み取りが可能です。24時間安定した処理により大量かつ高速なデータ化がオンプレミス環境で可能です。

契約書全体のデジタルアーカイブ化


あらゆる業界で発生する契約書を、全文OCRを活用してデジタルデータ化することで、電子帳簿保存法に基づいた適切な管理が可能になります。APIを通じて、デジタル化した契約書の情報を他の業務システムと連携させることで、契約内容の検索や確認が容易になり、法的なリスクを低減しつつ、業務の効率化を図ることができます。

過去の技術文書のデジタルアーカイブ化


技術文書やマニュアル、仕様書のデジタルデータ化において全文OCRを用いることで、これらの文書を迅速にデジタルアーカイブ作成を行い、サーチャブルPDFとして保存することで、必要な情報を容易に検索・抽出できるようになり、過去の資産を再利用することが可能になります。また、図面の差分比較にも活用できます。さらに、他のシステムと連携することで、デジタル化したデータをリアルタイムで分析・活用でき、製品の設計変更や製品開発のスピード向上が期待できます。

スペック

 
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製品名AI inside Cube LiteAI inside CubeAI inside Cube ProAI inside Cube Pro 4U / 4U+
主な特徴スモールスタートが可能日々の業務で発生する
紙のデータ化
小規模の
データアーカイブまで
倉庫に眠る大量の帳票を
これで解決
処理性能No.1
増設も容易で大規模処理に対応
サイズ約300mm / 辺約300mm / 辺19インチラック 2U19インチラック 4U
ストレージ1TB1TB2TB2TB
処理性能
(通常OCR)

約10,000項目/時間

例:通常OCRを利用し、1枚あたり20項目の書類の場合で毎日24時間稼働した場合

  • 37万枚

    / 月程度

  • 93万枚

    / 月程度

  • 146万枚

    / 月程度

約25,000項目/時間約39,000項目/時間-
処理性能
(全文OCR)
-1,700ページ/時間3,200ページ/時間4U:6,900ページ/時間
4U+:11,900ページ時間
搭載可能
ソフトウェア
 

DX Suite (Classic版)

全文OCRエンジン

 

※非定型帳票の読み取り機能を搭載していない場合の一体型での処理性能

搭載可能なソフトウェア・エンジン

目的に合わせ、ソフトウェアや特定のAIエンジンを搭載することが可能です。

DX Suite / Neural X
 

書類の中から読み取りたい範囲に合わせてデータ化し、CSVに一覧化します。

 

全文OCRエンジン
 

全文OCRエンジンによって、書類全体を丸ごと読み取ります。文字の位置情報や検索用 PDF を出力します。
 

DX Suite ソフトウェア の主な機能

Elastic-Sorter

書類の分類(自動仕分け)


注文書や見積書、納品書など複数の書類が混ざっている場合でもそれぞれの読取設定へ分類(仕分け)し、読取へ自動連携が可能

読み取り範囲の設定


書類の中で読み取りたい範囲の設定を行うことが可能です。その範囲に基づいて読み取りたい箇所をパーツに切り分け読み取ります。

画像補正


画像の傾きや回転の補正を自動で行います。歪みなども自動で補正し、高精度な読み取りを実現します。

データチェック・修正


読み取った結果を確認・修正することが可能です。データチェックで保存された内容がCSVとして出力されます。

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CSV出力


読み取ったデータをCSVとして吐き出すことが可能です。

Neural X の概要

Neural X


AI-OCR の脳の部分。DX Suite によって切り取られた個別バーツを読み取り、推論した結果を出力します。

※ Al inside Cube の提供形には、同じ体にDX Suite とNeural X(以下、NX機)を搭載する「一体型」と、体を複数用意して別々に搭載する「分離型」があります。「分離型」にし、NX機を増やすことで、処理量UPと同時エントリーユーザ数の増加を行うことができます。

全文OCR エンジンの概要

全文OCRエンジン


全文OCR とは、画像ファイル内の全ての文字列を一括で読取るAI エンジンです。JSONや透明テキスト付きのサーチャブルPDFで吐き出します。(エンジンのため、GUIなどはありません。APIでの接続となります)。

※ DX Suite と全文OCRエンジンを一つの筐体に搭載することはできません。それぞれ別の製品に搭載する必要があります。

FAQ

  • 価格を教えて下さい。

    オープン価格になります。営業担当もしくは各代理店様にご確認ください。

    発注してから納品までかかる日数を教えて下さい。

    10〜15営業日程お時間をいただいております。

    サポート内容について教えてください

    お客様がご利用いただくプランに応じて電話やメールでの支援をいたします。 
    また各種マニュアルや動画コンテンツも充実しているため、安心してご利用いただけます。

    設計業務に必要な台数を算出したいです。

    使用する筐体と搭載するソフトウェアの組合せにより、処理性能が異なります。各ソフトウェアの目安性能値をご確認ください。(DX Suite, 全文OCR) ピーク時の処理性能と最大連続稼働時間を元に、運用要件を合う筐体と台数を計算してください。営業担当にご相談いただければ算出させていただきます。

    外部 (Internet) との通信の有無を教えてください。

    デフォルト設定では外部 (Internet) との通信はございません。ただし、ゲートウェイと、DNSを設定すれば可能となります。 ※ Proxyの設定はサポートしておりません。想定業務としては、時刻同期 (NTP) や セキュリティソフト (Clam-AV) の更新実施など

    AI inside Cube を現場で使用している間は学習はしないのでしょうか。

    AI inside Cube では、学習機能を提供しておりません。ただし、AI inside Cube をバージョンアップいただくことで、精度向上したバージョンをご利用いただくが可能です。